ホームページ > コラム > 割れた鉢を修復する
「形あるものは・・」という言葉はよく耳にするところですが、大抵の場合ある日突然そのことを痛感することになります・・。
使用した用具
ボンド、へら、そして写りこみ防止のためのA4用紙数枚。
他にも軍手や雑巾などがあるとボンドの扱いが容易になると思います。 |
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カケラを継ぎ合わせる ↑このページのトップへ
今回取り上げる鉢の様子です。
見事なまでに割れています(涙)宅配便で送る際に配達のお兄さんがぶつけてしまい・・・
鉢を遠隔地に送る際にはくれぐれも注意しましょう。 |
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まず鉢のカケラ同士を一つ一つ丁寧に組み合わせます。 |
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完成図。
この形を目標として接着していくことになります。
カケラの組み合わせ方や手順を確認しておくためにここまでの工程が必要です。 |
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接着剤を使ってつなぎ合わせる ↑このページのトップへ
カケラの断面にボンドを塗っていきます。
ボンドはさまざまな種類がありますので店に行ってよく確認してください。
今回使用したのは「陶器・ガラス◎」の製品です。 |
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このように接着剤をつけ、へらなどを使用して断面全体に薄く広げます。 |
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前もって確認しておいたとおりの順番でカケラを継ぎ合わせます。 |
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なんとか予想通りの形に仕上がりました。
接着剤が乾燥しきらないうちに接合部分からはみ出した接着剤をきれいにふき取っておきます。 |
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この状態でもかなりカッチリと接着していますが、念のためセロハンテープなどで固定します。
完全に乾燥するには丸一日はかかるようです。 |
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完成図 ↑このページのトップへ
3日後の写真です。一時はどうなることかと思いましたが何とか元通りに直すことができました。
めでたしめでたし。 |
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拡大図です。
ここが一番ひどく割れていた箇所なのですが、ほとんどわかりません。 |
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自室で撮影したため一部お見苦しいものが写りこんでいますがご了承ください。 |
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