令和7年4月22日

写真向かって右側は、今年初めて見た花です。
「凱風快晴」という銘で、 花弁表裏の花色と絶妙な花容がとても良くマッチした命名だと思います。 作者はさくらそうの名人としてよく知られた方ですので、この命名の巧みさにも納得です。

出典は葛飾北斎の浮世絵からと考えられます。同作品の別名を冠する「赤富士」の赤色よりも「凱風快晴」の赤色の方が少し紅色がかった色味をしています。
全体のバランスを吟味の上選抜されたものと思料しますが、おそらく他に数多く出現したであろう兄弟花の中からこの色に着目された慧眼には感服します。
銘品の作出には教養と経験に裏打ちされた選別眼が必要不可欠であることを思い知らされました。
令和7年4月14日
我が家の開花第一号は「陽春」でした。
肝心の出来はというと、皆さんおっしゃられている通り花茎が上がってこないものがかなりある印象です。
令和7年4月7日
いよいよ開花シーズンを迎えつつあり、開花第一号の知らせがぽつりぽつりと届き始めました。
3月下旬に気温が低下したこともあってか、開花は例年よりも少々遅れ気味のようです。

「玉珊瑚」です。品種の特性を充分に発揮させつつ、全体の草姿を締めて作るのはさじ加減が中々に難しいものです。
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