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ホームページ > さくらそう自生地を訪ねる > 田島ヶ原サクラソウ自生地
前々から一度は行ってみたいと思っていた田島ヶ原を訪ねる機会に恵まれました。残念ながらあまり長い時間滞在できませんでしたが雰囲気だけでもお届けできればと思います。
>>田島ヶ原サクラソウ自生地について
>>さくらそうの様子
>>さくらそうの変異
田島ヶ原サクラソウ自生地について ↑このページのトップへ
田島ヶ原サクラソウ自生地はサクラソウの自生地としては唯一の国の特別天然記念物です。約4.1haの自生地には約150万株のサクラソウをはじめとして、ノウルシなど多くの野草が自生しています。(現地配布のさいたま市教育委員会作成リーフレットより引用)
さくらそうの様子 ↑このページのトップへ
残念ながらさくらそう以外の植生がかなり成長しており、背の低いさくらそうはその陰に隠れてしまっている状態です。
しかし全く鑑賞できないというレベルでもなかったのが幸いです。
あと一週間遅かったらどうなっていたかわかりません。
果実を実らせている個体もありました。
第一保護区中央あたりの群落です。場所によってはこのようにさくらそうだけが生えています。
美しい紅色をした花が柵のすぐそばで咲いていました。写真左下の白いものは手すりのロープです。
なかなかその場の雰囲気が再現できていると思います。曇りの午前中だったので光の当たり具合がちょうどいいです。
さくらそうの変異 ↑このページのトップへ
花弁に切れ込みが入った個体です。
こちらはめしべが花弁の外に飛び出している個体です。
少し見づらいですが、花弁の中心の目(白い部分のことをいいます)がない個体です。
こちらは園芸品種のような色合い。花の中心部分がほのかに色づいています。
残念ながら特別な品種というわけではなく、単に花の寿命が終わりかけになっているだけのようにも見受けられます。
これは獅子咲きとなっている個体。
原種の中にもこんな花を咲かせる株があるとは驚きです。
そして白花。
一通り歩き回りましたが一箇所でしか確認できませんでした。
周りは常に人だかりです。
これは・・
な、なんと段咲きになっています。
申し訳程度に段咲きになっている個体は見たことがありますがここまでがっちりとしている段咲きは見たことがありません。
角度を変えて観察してみましたが、どうやら段咲きに間違いなさそうです。
さくらそう自生地探検第一弾は以上です。
近くに滞在して長い期間観察を続けられれば最高ですが、なかなかそうもいきません。今回はベストな時期をやや外れていましたが、実際に自分の目で野生種を観察することができて良かったと思います。
―参考サイト―
田島ヶ原さくらそう自生地について詳しく知りたい方はサクラソウ情報(外部リンク)に情報があります。写真も大変きれいです。
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